金融サービスや銀行が標的に
金融機関は、グローバルな資本フロー、規制当局による監視、地政学的競争が絡み合う状況下にあります。この業界は、サイバーセキュリティ、不正対策、資金移動に携わる信頼度の高い職務から国境を越えた複雑な取引先関係に至るまで、さまざまなリスクに直面しており、こうしたリスクは従来のツールでは検出することができません。
国家主導の行為者(中国、ロシア、イラン、北朝鮮とつながりのある行為者など)は、次のような目的で金融サービス企業を標的にしています。
-
人材採用のパイプラインや信頼度の高いオペレーション・チームに潜入する
-
不透明な所有構造や国境を越えたパートナーシップを悪用する
-
制裁、輸出規制、国家安全保障上の制限を回避する
-
人員、データ、金融インフラを地政学的利益のために利用する
Striderを活用することで、金融機関はこうしたリスクを事前に特定して対処し、顧客からの信頼を守り、規制当局が求める水準を満たし、オペレーションのレジリエンスを
維持することができます。
金融サービスおよび銀行分野
金融サービス
金融サービス企業には、大手銀行やフィンテック企業だけでなく、決済プロバイダー、手形交換所、保険会社、専門金融会社なども含まれます。金融サービス企業の事業には、信頼度の高い人員、機密データ、世界中のパートナーが関係しますが、多くの企業が国家主導のリスクを可視化できていません。
Striderのサポート内容:
- ベンダー、請負業者、サービス・プロバイダーをスクリーニングし、他国による隠れた所有関係や国家的なつながりがないか確認します。
- 不正対策チーム、コンプライアンス担当チーム、資金移動担当チームを内部者による悪用から保護します。
- グローバル・オペレーション全体について制裁リスクや輸出規制リスクを特定します。
企業向け金融機関
大手の金融機関は、国境や規制機関の管轄区域を越え、高リスクの地域においても事業を展開しています。事業規模が大きいために、内部脅威や人員に対する地政学的圧力、さらには取引、パートナーシップ、重要な技術プログラムに潜む他国の影響力といったリスクが生じます。
Striderのサポート内容:
- 特権的なネットワーク・アクセス権やシステム・アクセス権を持つ従業員や請負業者をスクリーニングします。
- ハードウェア・ベンダーやソフトウェア・ベンダーを審査し、他国の支配や規制対象組織とのつながりがないか確認します。
- エンジニアリング・チームを標的とした国家支援型の採用活動を検出します。
フィンテックおよび
デジタル・アセット企業
フィンテックやデジタル・アセットのプラットフォームが稼働する環境は狙われています。決済レール、ウォレット、ブロックチェーンのインフラは、北朝鮮の工作員、内部者による悪用、制裁回避の標的となっており、その手段として身元詐称や不正なベンダーが使われています。
Striderのサポート内容:
- 北朝鮮の工作員や不正なIT採用者を検出し、システムへのアクセス権が付与されるのを未然に防ぎます。
- 決済レール、ウォレット、決済インフラを内部者による悪用から保護します。
- ベンダー、処理センター、流動性パートナーを審査し、他国の支配や制裁リスクがないか確認します。
投資会社
投資会社の事業は、SEC、CFIUS、OFACなどの規制当局から監視されており、監視はますます強化されています。他国の影響力や制裁対象組織に対する間接的なリスクがあるだけでも取引の中断、資産の凍結、評判の低下を被る恐れがあります。
Striderのサポート内容:
- 有限責任組合員、共同投資家、取締役をスクリーニングし、他国による隠れた影響力や制裁リスクがないか確認します。
- 多層的な所有関係や取引先を可視化し、取引前やM&Aのデューデリジェンスを強化します。
- ポートフォリオ企業を監視し、規制当局による審査のきっかけになり得る新たな国家的リスクがないか確認します。
Strider製品で金融サービスや
銀行のセキュリティを強化
Striderの戦略的インテリジェンス・プラットフォームには、人員、組織、ソフトウェア、通信などに関するインテリジェンスが統合されており、金融機関が国家的リスクを特定し、優先順位を付けて対処するためにサポートします。
組織的リスクに関するインテリジェンス
Insights
人員、技術、知的財産を標的とした国家支援型脅威を特定します。
対象ユーザー: 内部リスク対策チーム、CISO、CSO、セキュリティ・リーダー
-
アクセス権が悪用される前に高リスクな関係性を持つ従業員を特定します。
-
他国の標的となっているAI技術、量子技術、サイバー技術、不正防止技術を明らかにします。
-
高リスクな地域や競合他社などへの人材の流れを追跡します。
個人に対するデューデリジェンス
People Search +
履歴書詐称
スクリーニング
個人を素早くスクリーニングし、国家主導の行為者とのつながりや身元詐称を検出します。
対象ユーザー: 内部脅威対策チーム、人事担当チーム、コンプライアンス担当チーム、調査担当チーム
-
北朝鮮の工作員や不正なIT応募者を検出します。
-
信頼度の高い職務に就く従業員、請負業者、ベンダーをスクリーニングします。
-
疑わしい人員やアクセス・パターンなどの調査をサポートします。
組織に対するデューデリジェンス
Organizations Search
サプライヤー、パートナー、サードパーティに国家的リスクが隠れていないか判定します。
対象ユーザー: サプライチェーン担当チーム、コンプライアンス担当チーム、法務担当チーム、調達担当チーム
-
取引先における多層的な所有関係や他国の支配をマッピングします。
-
OFAC、CFIUS、BISの規制に関する制裁リスクを特定します。
-
取引、ベンダー、パートナーのデューデリジェンスをサポートします。
OSSサプライチェーンのリスクに関する
インテリジェンス
Open Source Software Search (OSS Search)
オープンソース・ソフトウェアに潜む、国家とつながりのあるコントリビューターや依存関係を特定します。
対象ユーザー: セキュリティ・エンジニアリング担当チーム
-
取引システム、リスク対策システム、不正防止システム、決済システムに使われているOSSを評価します。
-
定量分析ツールやブロックチェーン・ツールに潜む、他国とつながりのあるコントリビューターを検出します。
-
ソフトウェア・サプライチェーンのリスクや内部リスクを低減します。
死角のない
セキュリティ
重要インフラを扱う企業は、国家的リスクに対して死角があってはなりません。Striderは、企業のイノベーションや成長を鈍らせることなく、オペレーション、人員、戦略的資産の保護に必要なインテリジェンスを提供します。